コーヒー用水筒おすすめ8選｜危険性は？味が変わってしまう？

コーヒー用水筒なら、いつでもどこでもお気に入りの一杯が楽しめます。保温保冷機能付きなら温かく、もしくは冷たいまま飲めて至福の時間が過ごせるのが魅力。カフェに行けば400円程するコーヒーが、インスタントコーヒーを持参すれば一杯10円、20円程度で済むので節約もできますよね。

とはいえ「匂いがついてとれにくい」とか「味が落ちて最後までおいしく飲めない」と水筒を敬遠している方もいるのではないでしょうか。匂いが移りにくいテフロン加工されたコーヒーの味が変わらない水筒にしたり、コーヒーの入れ方を工夫したりすれば悩みは解消します。

そこで今回はコーヒーを入れても大丈夫なおすすめの水筒をご紹介します。お手入れが簡単で人気のサーモスなどの水筒やコーヒーを水筒にいれるポイント・洗浄方法、さらには水筒にコーヒーを入れるのは危険かどうかまで解説するので、コーヒー用の水筒を探している方はぜひ最後までご覧ください。

コーヒーは豆の種類・産地・挽き方などによってさまざまな味を楽しめます。コーヒーにこだわる方は、お気に入りの味があるでしょう。コーヒー用の水筒があれば、いつでもどこでも手軽に自分好みのコーヒーを飲めます。

職場・散歩・ピクニックなど利用シーンは幅広いので、ぜひコーヒー用水筒を購入してみてください。

コーヒー用水筒のメリットの2つめは、お財布に優しいこと。外出先で喫茶店に入ったり、テイクアウトコーヒーを購入したりすると、1杯数百円かかってしまいます。

ところが自宅で淹れたコーヒーを水筒に入れて持ち運べば、かなり節約になります。最初に水筒を購入するお金はかかりますが、すぐに元を取れてしまいます。

水筒などのマイボトルを持参すると、通常よりもお得に飲み物をオーダーできる店があるのをご存知でしょうか？多くの有名コーヒーチェーン店では、紙コップなどの資源の削減につながる取り組みとして割引サービスを導入しています。

これはマイボトルやコーヒー用水筒を持っている人だけの特権です。一部を紹介しますので、参考にしてください。

• スターバックスコーヒー：22円値引き
• タリーズコーヒー：30円値引き
• エクセルシオールカフェ：20円値引き

水筒でおいしいコーヒーが飲みたいなら、温度が長く保てる真空断熱二重構造のものを選びましょう。温度の変化でコーヒーの味は少しづつ落ちてしまう傾向があります。いかに長く一定の温度を保てるかが、おいしいコーヒーを飲むポイントになります。

ステンレス製の真空断熱二重構造の水筒なら保温保冷効果が高く長時間温度がキープできるので、おすすめです。二重構造は冷たい飲み物にも最適なので冷えたアイスコーヒーも楽しめます。

コーヒー用水筒には飲み口のタイプが複数あります。ここでは代表的な直飲みとコップタイプの2種類を紹介します。ぜひコーヒー用水筒選びの参考にしてください。

直飲みタイプはふたを取れば片手でコーヒーを飲めるので、仕事中・勉強中などにおすすめです。水筒によってはコーヒーの香りがより楽しめるよう、飲み口が広く設計されているものもあります。飲み口が広いとアイスコーヒーを入れるときに氷も入れやすいので、おすすめです。

コップタイプのコーヒー用水筒は、香りを存分に楽しめるのが特徴。また猫舌の方もホットコーヒーが飲みやすいのが魅力です。コップに入れてゆっくりとコーヒーを楽しみたい方におすすめです。アウトドアシーンなどでも活躍するアイテムです。

持ち運びを楽にしたいと考えている方は、200ml前後のコーヒー用水筒がおすすめです。このサイズは軽量でコンパクトなので、小さなカバンにも入ります。

職場で飲む食後のコーヒー用・近所の公園に散歩に行って飲むなど、喫茶店に寄る代わりになります。小さくても保温力に優れている商品もたくさんありますので、ぜひチェックしてみてください。

350mlのコーヒー用水筒は、約2杯分入ります。仕事や勉強のお供に適したサイズです。また1日に飲むコーヒーの量を2杯くらいに制限している方にもぴったり。カフェインの摂り過ぎを気にしている方は、ぜひ検索してみてください。

500ml前後の大容量のコーヒー用水筒は、大人数でシェアする際におすすめです。とくにバーベキュー・キャンプなどのアウトドアシーンでは大活躍します。自然のなかで美味しいコーヒーを仲間や家族と一緒に楽しみたい方は、ぜひチェックしてください。

水筒に匂いや汚れがつくとがっかりしませんか。水筒の内側にフッ素コートを施したものは、匂い・着色・サビに強いです。またテフロン加工を施したタイプは匂い移りが防げます。コーヒーを水筒に入れるなら金属でないものがおすすめです。

またゴム・シリコンを使っていない商品もコーヒー用水筒として適しています。ゴムやシリコンなどは匂い・油分を吸収しやすい素材です。コーヒーには豆の油分が含まれていますので、ゴム製のパッキンなどは変色しやすく匂いも付きやすい傾向があります。ぜひ部品の素材にも注目して選んでください。

匂いや汚れを残さないために、水筒の手入れは習慣にしたいですね。パッキンなどパーツが少ないシンプルな構造で、広口タイプなら洗いやすく気軽にお手入れできます。以下の二つの要素もあるとさらに清潔に保てます。

• スーパークリーン加工・・・ステンレスの表面に滑らかで光沢のある鏡面加工を施したもの。凸凹を無くし汚れや臭いをつきにくくする
• 内面フッ素加工・・・水垢・湯垢・カビなど付着しにくく、また汚れを落としやすくする

淹れたての熱々のコーヒーを直接水筒に入れていませんか。またミルクも水筒に入れているならコーヒーの味を半減させているかもしれません。おいしく飲むためのポイントをご紹介します。

すぐに飲まないのであれば少し冷ましてから水筒に入れましょう。温度変化で酸化して味が落ちるので、一定の温度を保つのが大切です。熱々の状態で入れないようにしましょう。アイスコーヒーは温度変化が少ないので味が落ちにくいですよ。

ミルクやフレッシュを入れたコーヒーが好みなら、コップタイプの水筒でコップに入れ替えて飲むとおいしく飲めます。ミルクやフレッシュは雑菌の繁殖を招いたり味の劣化に繋がる傾向があります。少し面倒ですが、コップ付き水筒で飲む時にミルクを入れておいしく飲みましょう。

サーモスは世界で初めてステンレス製真空断熱魔法瓶を発売した老舗メーカーです。魔法瓶の技術をいかしたサーモスの水筒は、保温保冷機能がきわめて高く、軽くてスタイリッシュなデザインが特徴です。

水筒のバリエーションが豊富で、用途によってサイズやデザインを使い分けられます。パッキンなど消耗品のパーツが充実していたり、マイボトル洗浄機や専用の漂白剤まで揃ったりするので、メンテナンスしながら長く使えるのも魅力です。

コーヒーを飲むことに特化したステンレス製のボトルといえばカフアです。コーヒーが好きな人のために開発されたカファの水筒は、ボトル内部にテフロン加工を施し汚れや匂いを付きにくくしています。

保温保冷効果が高い真空二層構造、洗いやすくて香りも楽しめる広い飲み口、飲み切るのにちょうどいい200mlと420mlの2種サイズなど、まさに上質なコーヒーを楽しむために開発された水筒と言えますね。

象印マホービンはガラス製魔法瓶からスタートしステンレス製魔法瓶に移行した歴史あるメーカーです。高機能でシンプルなデザインは老客男女どなたにも使いやすく飽きにくいのが魅力です。

ワンタッチタイプやコップ付きタイプなどデザインが豊富で、サイズのバリエーションも豊かなので、利用シーンに合わせてさまざまに使えます。保温保冷機能にすぐれた使いやすい水筒は「象印マホービンが安心」と考える方も多いです。

タイガー魔法瓶はガラス製魔法瓶からステンレス製魔法瓶まで幅広いラインナップで人気のメーカーです。ボトルの内部に錆びや汚れが付きにくいスーパークリンPLUS加工が施されたタイプが特に人気です。コーヒーの匂い移りや衛生面が気になる方に向いています。

真空断熱技術を採用したモデルは保温保冷性能がすぐれているため長時間温度をキープします。手入れが楽でおいしいコーヒーを飲むならタイガー魔法瓶の水筒はおすすめです。

「高度1200mから落としても割れない」といわれるスタンレーは、アメリカ発の魔法瓶の水筒メーカーです。丈夫で高機能、軽量＆コンパクトな水筒だからアウトドアからオフィスまでどんなシーンでも活躍します。

クラシックでおしゃれなデザイン・彩りのいいカラーバリエーション・マグカップタイプや水筒タイプ・サイズも多く選ぶのに迷うほどの豊富さです。ゴムパッキンなど部品の交換にも対応しているので長く安心して使えます。

スタバのおしゃれなタンブラーは気分がちょっと良くなるのでおすすめ。おしゃれで保温性が高い上、毎回20円引きでドリンクが飲めます。とはいえOEM製品のため値段は高めなのが気になるところです。でもタンブラーを買うと1,000円までのドリンクが一回無料なので損はないです。

ボトルによってホイップクルームが盛れないタイプもあるので確認が必要です。ホイップクリームを好む方にはToGoタンブラーのようなクリームがしっかり入るタイプがおすすめです。

美味しいコーヒーの基本的な淹れ方を見ていきます。

1. 挽きたての豆を用意する
2. お湯を1度沸騰させてから90℃くらいになるまで待つ
3. 中央から円を描きながら粉全体にお湯を行き渡らせて蒸らす
4. 残りのお湯を同じようにのの字を描きながら注いだら完成

水筒にコーヒーを入れる場合、インスタントより挽きたての豆をドリップしたものの方が美味しくなります。そのため、水筒に入れる直前に豆を挽くのがポイントです。熱湯は熱々だと酸化スピードが速くなるため、90℃くらいがベターです。

いつまでもお気に入りのままで持ちたい水筒。そのお手入れに必要なもの、手順を以下に紹介するので試してみてください。

＜用意するもの＞

• オキシクーリン（酸素系漂白剤）
• 40〜60℃のお湯
• 手肌の弱い方は手袋

＜お手入れの手順＞

• オキシクリーンをボウルに入れる（分量や濃度は箱に記載）
• 40〜60℃のお湯をボウルに入れると泡立つ
• 泡立ったオキシクリーン液を水筒満タンまでいれる
• ボウルに残った液に、フタやパッキンをつける
• 20分以上放置する
• よく水で洗い流せす
• 落ちていない汚れがあればスポンジで軽くこする

ステンレスなどの水筒にコーヒーを入れても危険ではありません。「コーヒーを水筒に入れると金属が溶けて危険だしまずい」などの話もありますが、メーカーや研究機関によって否定されています。洗い忘れると雑菌が繁殖してしまう危険性があるので、衛生面には気を付けてください。

またミルクコーヒー・カフェオレ・バターコーヒーを水筒に入れるのは避けてください。乳製品は腐りやすいので、お腹が弱い方はとくに気を付けてください。また水筒内で発酵する可能性もあり、軽い爆発が起きる危険性もあります。

水筒に入れたコーヒーはどこでも飲めるから気分転換になって最高です。コーヒー用の水筒の使い方をマスターして、おいしいコーヒーを楽しみましょう。お気に入りの水筒でいつでもどこでもコーヒーブレイクしませんか。