横にしても漏れない水筒のおすすめ人気ランキング8選｜漏れないようにする方法も！

登山やハイキングで活躍するのはもちろん、子供の遠足や運動会などでも水筒は出番が多いアイテムです。本格的な水筒からマグボトルまで、シーンに合わせて使い分けている方もたくさんいます。

しかし水筒は、中身が液体なだけに、場合によってはアクシデントも起こり得ます。リュックやカバンの中で中身が漏れる、荷物が濡れたり汚したくないものが汚れたりといった、困った経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、横にしても漏れない水筒を選ぶコツや、500mlサイズなどのこぼれない水筒のおすすめ商品などの情報をまとめました。おすすめ商品では人気のサーモス・おしゃれなデザインのもの・子供でも簡単に開け閉めできるワンタッチタイプなどをセレクトとしています。ぜひ本記事の情報をお役立てください。

それでは、「漏れない」という点を第一に考えた場合、どのような点に注目して水筒を選ぶべきなのでしょうか。以下にて一つひとつ解説していきます。

水筒の容量は、小さいものなら300ml以下、大きいものなら1.0L以上と幅があります。中身を最大容量まで入れると漏れたときの被害も大きいので、それも含めて大きさを選ぶのがベターです。

学校やオフィスに持参するのなら、小さくて持ち運びが楽な500ml以下のものが適しています。一方、登山やスポーツなど、たくさんの水分補給が必要になると考えられる場合は、1L以上あるものが向いています。その水筒を使うシーンや、自分にとっての必要量に合わせて、容量・サイズを選びましょう。

水筒は液体を入れて持ち歩くものですので、本体は可能なかぎり軽量であるに越したことはありません。特に、ただでさえ重いランドセルを持ち運んでいる小学生には、できるだけ軽い水筒を選んであげたいものです。

ただし、軽さを追求しすぎると、強度が弱い水筒や、必要な機能がついていない水筒しか見つからなくなる可能性もあります。必要と思う性能の有無を確認し、条件をクリアした商品のなかから軽いものを選ぶのがおすすめです。

どんな目的で水筒を持ち歩くとしても、「熱い飲み物は熱いまま、冷たい飲み物は冷たいまま保ちたい」というのは、誰しも望むことです。


保温・保冷機能がある水筒は多数あります。外を長時間歩く場合や、スポーツや公園で使用することを想定する場合は、断熱効果の高い水筒を探しましょう。特に、外気温の影響は防止し、中の温度は外に逃がさないようにする設計を取り入れた「二重真空構造」の水筒は、最初の温度を長く保ってくれるのでおすすめです。密閉性も考慮されているため、結果的に漏れにくくなっているのもいい点です。

水筒の注ぎ口・飲み口には、コップ付きのタイプや直飲みタイプ、ストロータイプなど、さまざまなものがあります。それぞれ一長一短がありますので、好みや使い方でどちらを選ぶか検討しましょう。

コップ付きのタイプは、飲むときに多少手間がかかりますが、熱い飲み物を入れられること、複数の人でシェアできることが利点です。直飲みタイプとストロータイプは、危険なのであまり熱い飲み物は入れられないものの、飲み口から直接飲める手軽さが利点です。また、ストロータイプは漏れが発生しにくいため、子どもの使用に向いています。

水筒の蓋やパッキンは、水筒の漏れ防止にとってとても重要なパーツですが、繰り返し使用することで劣化します。水筒選びの際は、それらの部分について買い換えが可能かどうか、どうすれば購入できるかをしっかりチェックしましょう。

なお、パッキンなどには互換品もみられますが、まずは正規品の入手方法を確認しておくことをおすすめします。

学校や仕事のためにほぼ毎日水筒を持参する場合は、当然ながら、使用後の洗浄もルーティンです。分解や組み立てが簡単で、できるだけ洗いやすい水筒を選ぶのがおすすめです。

具体的にチェックしたいポイントは、丸洗いやつけ置きが可能な水筒かどうか、ブラシが簡単に入る口の広さがあるかなどです。分解時の部品数が多くないことも大切です。いわゆるマグボトルやスクリュー式の蓋つきタンブラーは、構造がシンプルで洗浄が簡単なので、毎日の使用に向いています。

水筒を製造・販売するメーカーは多数あります。その中でも、ユーザーの人気と定評を獲得しているメーカーをピックアップしました。

象印マホービンは1918年に創業し、家庭用の卓上ポットから電気炊飯器まで、生活に密着する製品を製造・販売してきた企業です。1981年にリリースしたステンレス真空二重構造のボトルは人気商品となり、今現在の同社の主力商品につながる最初の芽吹きとなりました。

象印マホービンの水筒・タンブラーは、ユーザー目線を取り入れた使いやすさと洗いやすさで高い人気を誇っています。特に栓とパッキンを一体化させた「シームレスせん」シリーズは、パッキンのつけ忘れによる漏れの発生がないこともあって好評です。

サーモスは、ステンレス製のボトルを中心に調理器や家電などを製造・販売する企業です。もともとのサーモスブランドはドイツ発祥で、世界初のガラス製の魔法瓶の製品化、日本初の高真空ステンレス製魔法瓶の開発は、いずれもサーモスによるものです。

サーモスの水筒は保冷・保温・密閉性能に定評があるうえ非常に多種多様で、マグボトルだけに絞ってもその種類は数え切れません。「サーモスなら、必ずニーズに応える水筒が見つかる」と言っても過言ではないほどです。スタイリッシュなデザインも人気です。

どんなにいい水筒を使用していても、場合によって中身の漏れが発生してしまうことはあります。ここでは、アクシデントを可能なかぎり防ぐ方法を解説します。

水筒の蓋の閉まり方が甘い場合や部品に劣化がある場合、当然ながら中身の漏れにつながります。おすすめの確認方法は、水筒をカバンやリュックにしまう前に、一度横倒しにしてみることです。このひと手間によって「閉めたつもり」や部品の劣化などに気づき、漏れを防止できます。

水筒の漏れの原因として、パッキンのつけ忘れはとてもよくあるものです。これを防ぐ方法はパッキンの確認の徹底のみですが、「どうしても忘れがち」という方は、パッキン一体型の水筒を選ぶのもひとつの方法です。パッキン一体型の水筒としては、象印マホービンの「シームレスせん」シリーズがよく知られています。

子ども用の水筒の中でも、特に幼児用のものには、デザインが可愛く軽量な半面、強度面でやや不安がある製品もみられます。破損やひびによる中身の漏れを防ぐため、子ども用の水筒にはカバーをつけることをおすすめします。

水筒は密閉性が高いため、熱すぎる飲み物を入れると漏れやすくなります。熱い飲み物を入れて水筒を閉めてしまうと、飲み物自体の気化した部分が水筒内部にたまるだけでなく、元から水筒内部にあった空気も熱せられて膨らみます。

これによって、水筒は中からどんどん膨らませているのと同じ状態になり、結果的に、圧力に負けたパーツの部分に隙間が生じてしまいます。水筒で温かいコーヒーなどを持ち歩く場合は、70℃前後まで冷ましてから入れるようにしてください。

水筒から中身が漏れると大変です。普段の行動中ならまだしも、無駄な持ち物はひとつもないアウトドアの最中にはショックが大きいです。漏れない水筒を選んで、安心・快適にアウトドアを楽しんでください。