魔法瓶のおすすめランキング15選！洗いやすいもの・おしゃれなメーカーも紹介！

日々の暮らしの中でこまめに水分補給をしていますか？一日に必要な水分量は食事や体内で作られる水を除き、飲み水として1.2L必要と言われています。運動している時はもちろん、日常生活でも呼吸や汗などで水分は失われているため、意識的に水分を摂取することが重要です。

スーパーやコンビニで購入したペットボトル飲料もいいですが、どうしてもぬるくなってしまいます。保温・保冷効果の高い魔法瓶を使えば、いつでも美味しく感じる温度で飲み物を摂取できます。

今回の記事では魔法瓶の種類や特徴、おすすめの利用シーンなどをご紹介します。通勤通学用・アウトドア用・自宅で楽しむ用など、利用シーンに合わせたお気に入りの魔法瓶を見つけて、日々の暮らしをより充実させましょう。

水筒はコンパクトなサイズ感で、持ち歩きしやすい点が最大の特徴です。軽量でカバンに入れやすいため、通勤・通学や外出先での利用に向いています。優れた携帯性で場所を選ばずに使えるため、熱中症対策や低体温予防、外出先でのミルク作りなど多様な場面で活躍します。

卓上ポットは大容量入れられる点が特徴で、自宅や複数人でのアウトドアなどでの利用に向いています。自宅で暖かい飲み物を飲む際には短時間でお湯を沸かせる電気ケトルも人気ですが、基本的には保温ができません。卓上ポットなら一度にたくさんの量を沸騰させられ、長時間温かい状態で維持できるという点が魅力です。

ステンレスは魔法瓶の主流となっている素材です。優れた耐久性を持ち、落としても割れない点や軽量でコンパクトな商品が多い点が人気の理由となっています。ステンレス製の水筒は通勤や通学・アウトドアなどの持ち歩きに適しています。

ガラス製はにおいや汚れが付きにくい特徴があるため、コーヒーや紅茶などの香りが強い飲料を入れるのにも適しています。一方で衝撃に弱く、落とすと割れる危険があるため、お子様が使用する際には注意が必要です。主に家の中に据え置きで使う卓上型ポットとして販売され、インテリア性の高い商品が多く販売されています。

保温効力は「室温20℃±2℃において製品の中栓の下端まで沸騰水を入れ、縦置きにした状態で湯温が95°C±1°Cの状態から一定時間経過した時の湯の温度」と定義されています。

商品ページに記載されている「保温効力：〇時間／〇℃以上」という表記を確認して、使用目的に合った保温効力のある魔法瓶を選びましょう。

また、魔法瓶には「保温・保冷OK」のものと「保冷専用」のものがあります。保冷専用の魔法瓶は、構造上問題がなくても飲み口の形状が要因でやけどの危険があるため、熱湯禁止していることが多いです。また一部の商品は構造自体が熱湯に適していないこともあるため、温かい飲み物も飲むなら保温・保冷OKのタイプを選ぶのが安心です。

ワンタッチタイプはフタに付いているスイッチを押して開け、素早く飲めます。片手で簡単に開けられる手軽さや、フタをどこかに置く必要がない便利さが魅力です。さまざまな形状の飲み口があり、選ぶ形状によってゴクゴク一気に飲めたり、ちょうどいい量で飲めたりします。

蓋を回して開閉するマグタイプは飲み口が広いため、どの角度からでも飲みやすいのが特徴です。また、開口部が広いため飲み物の香りを感じやすく、コーヒーや紅茶を好む方から人気があります。開口部が大きいことにより中身がよく見えて残量を確認しやすく、洗いやすいという利点もあります。

コップ付きのタイプは、猫舌の方もちょうどいい温度まで冷ましながら飲めます。また、飲み物が一気に出てこないため、こぼしづらい点も魅力です。複数人でシェアしやすく、家族や友人とアウトドアに行く際にもおすすめです。

持ち歩き用で使う水筒の容量は、1人用では350ml～500mlの商品が人気です。一日中外出する場合や、複数人での使用する際には500ml以上の商品を選ぶのもいいでしょう。

主に自宅で使う卓上ポットは1～1.5L容量の商品が主流です。マグカップ1杯分が約250~400mlのため、1Lで2~4杯飲めます。複数人で使用する場合や、1人でもたくさん飲みたい場合には2L以上の大容量サイズを選ぶのがおすすめです。

容量が多いほど重くなるため、中身を入れた際に負担なく持てるかにも気を付けながら適した容量の商品を選んでみましょう。

日常的に水筒を使うなら、お手入れのしやすさも重要なポイントです。手入れを楽にしたい場合には下記の3点に注目してみてください。

• 開口部が広い＆浅めで洗いやすい
• パーツが少ない
• 食洗器対応

ボトルが深いとスポンジが届かなかったり、パーツが多いと分解に手間がかかったりします。なるべく手間をかけたくない方は、パーツが少なく洗いやすいマグタイプがおすすめです。また、家に食洗器がある場合には、食洗器対応の商品であれば細身の商品でも楽々洗えます。

サーモスは世界で初めてステンレス製真空断熱魔法瓶を発売した魔法瓶を代表する世界的なメーカーです。技術力に定評があり、高い保温・保冷性能の商品が揃っています。特にステンレス製のマグタイプの人気が高く、日常生活やアウトドアなど幅広いシーンで利用されています。

カラー・サイズ・飲み口のタイプなど豊富なラインナップがあり、使う人・場面に合わせて最適な商品が選べるようになっています。

ニトリは家具や家庭用品を扱うメーカーです。「お、ねだん以上。」というキャッチコピーの通り、コスパのいい商品を多数扱っています。ニトリは魔法瓶も取り扱いしており、魔法瓶メーカーに引けを取らない性能を持っています。

ニトリの魔法瓶はシンプルなデザインと確かな機能性が特徴です。水筒は超保温・保冷ボトル「N-HEATEX」、超軽量ボトル「エアライト」、高コスパボトル「TAF2」などの商品が人気です。

ピーコックは1950年創業の老舗魔法瓶メーカーです。これまで世界初の回転式ポットの開発など、新たな価値を提供し続けてきました。おしゃれなデザインで女性の利用者が多く、200mlサイズのAKB-20やシンプルなデザインのAMZシリーズが人気を集めています。

コンパクトなサイズ感・持ち運びやすさ・飲みやすさ・フタの開けやすさ・洗いやすさなど、ユーザー目線で開発される商品は使い勝手がいいと評判です。

どこか懐かしさを感じる昭和レトロな花柄の魔法瓶が、今また評価されています。高度成長期に白い本体の周りを色鮮やかな花が取り囲んだ「花柄ポット」は、昭和の家庭には欠かせないほど生活に根付いたものになっていました。

1990年代以降はシンプルなデザインが好まれるようになり、花柄ポットはあまり見られなくなりましたが、象印マホービンが2015年に過去に手掛けた花柄ポットの柄を紹介するサイト「GARARY」を公開したところ、当時使っていた世代だけでなく、20～30代の若い世代からも高い評価を受けました。当時のレトロな花柄ポットは、現在メルカリなどで取引されています。

人間にとって水分補給は欠かせないものです。優れた保温・保冷効果を持つ魔法瓶を使って、温かい飲み物や冷たい飲み物を美味しい状態で飲めたら、日々の暮らしがより幸せに感じられそうです。ぜひ今回紹介した内容を参考に、あなたに合う魔法瓶を見つけてみてください。